オペラ、マカロン

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マカロンはメレンゲでできた菓子だが、さまざまなフレーバーがある。キュートなストロベリーやラズベリー、つんとクールなミント、定番のピスタチオ、バニラやショコラもスタンダードなフレーバーだ。あたたかいコーヒーや紅茶とともに饗される。
箱のなかに、色づいたマカロンが行儀よく並んでいる。赤や緑やピンクの色は鮮やかで、まるで宝石のように感じる。
これがたとえば、桜、桃、梅。 そんな素朴で淡い花も、きっとこの素敵なお菓子は合うだろうと思う。抹茶を立てて、一緒にいただく。空と手元の花になにか詠みたくなる。
マカロンを頬張るとき、さくり、と鳴る。そんなマカロンはアタリである。軽い食感に愉快な気持ちになる。大きめのものも良い。マカロンが口のなかに歓声をあげ飛び込んでくる、それを受け止めたいのだ。
ミルフィーユ。豪奢なケーキだ。千枚の葉、という意味だが、発音を間違えると、千人の娘さん、になってしまう。非常に食べづらいがらパイの層のケーキを横倒しにする。パイを少しずつ崩しながらいただく。こうすると、無理矢理パイにフォークを通そうとして、皿にフォークの側面をぶつける心配はない。繊細なケーキを、優雅に頂こう。
チョコレート。このスイーツは奥が深い。古代では聖なる飲物であり、妙薬でもあった。
近代になり、カカオに砂糖が混ぜられはじめ、もっと近代にバターが混ぜられた。なめらかな口当たりのチョコレートは、最近に生まれたスイーツだ。リンツ、ゴディバ、メリー、モロゾフなど、高級チョコレートブランドもさまざまなチョコレートを卸している。ゴディバの店舗で飲めるショコラドリンクは最高だ。
たい焼き。たい焼きはこし餡派だ。食べるのはしっぽからだ。しばらく前に流行った、白いたい焼き、あれは皮がもちもちとしていて、なかなか面白い食感だった。あれはカスタードクリームやチョコレートが合う。口のなかがひどく甘くなるので、抹茶もあうかもしれないな。
かき氷。めろん、いちご、れもん、ブルーハワイ。真っ白な氷に、真っ赤なシロップがかかって、氷の山が崩れていく。白玉が添えられてたならば、シロップに染められたところにちょん、と乗っていてほしい。白い小鳥のようで愛らしい。
練乳がかかっていたのなら、氷が溶ける前に、白玉やシロップや練乳がかかった氷をまるごと、ぱくっとやってしまう。
シャリシャリ、もちもちと、口のなかがお祭り騒ぎだ。
やわらかい甘さの練乳と白玉、頭が痛むほどの氷の冷たさに、夏を感じるのだ。